8月19日が「俳句の日」だと知って、思わず「そんな理由でいいんだ」と笑ってしまった
由来は「は(8)い(1)く(9)」の語呂合わせ。
正岡子規研究家の坪内稔典さんたちが1991年に制定したそうです。
難しい歴史的経緯があるわけではなく、ただの語呂合わせで記念日になっている、というのが逆に気持ちよかったです。
俳句って、五・七・五のたった十七音しかない形式です。
改めて考えると、これはかなりすごいことだと思います。
短いメッセージアプリの一言よりも短いのに、そこに季節や光、匂い、心の揺れまで詰め込んでしまう。
「蝉」という季語ひとつで、夏の日差しや騒がしさが一気に浮かんでくるのだから、言葉を削ることでむしろ景色が濃くなる、という発想に素直に感心してしまいます。
俳句の日だからといって、特別なことをしたわけではありません。
ただ、そういう日があると知っただけで、今日のちょっとした空の色や、飲み物の温度みたいな些細なことに、いつもより少しだけ目が向く気がします。
上手に作れるかどうかより、こうやって日常をふと見直すきっかけをくれるところに、俳句の本当の良さがあるのかもしれません。

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